私が小さいころは「大きいことはいいことだ」という風潮がありました。
また「大は小を兼ねる」とも言います。
町も大きい方が何かと具合がいいと思われているようです。
私はコンサルタントとして全国を回りましたが、その多くは大都会でした。
たくさんの店があって便利だし、楽しむ所もいっぱいありました。
母方のふるさと、北海道の小さな町とは大違いです。
先日、その町に少し滞在する機会がありました。
20年ほど前に訪れたきりですから、 そこでの生活は短くてもさぞ不便に感じるだろうと覚悟してました。
ところが、実際はそうでもありません。
小さな町なのに全国展開の大型スーパー店などができていて、 そこで売っていない物はインターネットで買えます。
道路も昔と違って舗装が進んでいて、 車があればどこにでもスーッと行けます。
都会なら信号が多いので近くの店に行くのに 15分もかかるところを5分もかからず到着しました。
もちろん自然は豊富で人情も厚い。
トータルすると都会より快適に暮らしていることに気づきました。
テレビドラマの「北の国から」を思い出しました。
「もうオレ、東京、卒業したんだ」と言った言葉を(笑)
故郷の良さは一度都会に出た方がわかるのかもしれません。
私の住んでる取手も「まちおこし」に熱心ですが、 それは都会をモデルにするのではなく、 都会にはない小さな町の良いところにも焦点を当てることが 大事なようにも最近感じています。
「スモール イズ ビューティフル」です。
今日は少しかしこまった感じでしみじみと 書き綴ってみました。
ここまで長文を読んでいただきありがとうございます。
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